心臓リハビリテーション

■患者さんにきめ細やかなサポート
心臓リハビリテーションなどの安全な監視下での運動は、無理することなく、低下した体力を向上させ、日常生活での息切れなどの動きにくさを軽減させ、心臓病の再発予防や死亡率を改善させるさまざまな良い効果があると言われています。
過度の安静は筋肉の萎縮をまねき、それは心臓をはじめとする多くの疾患の悪化の原因になります。

■リハビリテーションの6ステップ
まずは各種検査にて心臓状態や肺機能の評価をし、心肺運動負荷試験にて至適な安全にできる運動量の計測を行います。 患者さん個々の状態に合わせ適切な運動プログラムを計画することで、最適な心臓リハビリテーションを開始します。

ステップ1 血圧/体重測定・問診・運動処方のご説明(約5分)
ステップ2 準備運動・ストレッチ(約5分)
ステップ3 レジスタンス トレーニング(約10分)
ステップ4 休憩・水分補給(約5分)
ステップ5 エルゴメーター・リカンベントを使用した有酸素運動(約30分)
ステップ6 整理体操・水分補給(約5分)

■リハビリテーションにおける効果
・運動能力、体力が向上します
・骨格筋機能が改善します
・血管がやわらかくなります
・自律神経が安定します
・生活に質が改善します
・精神面においても良好な効果があります
・再入院率および医療費を減らします

■リハビリテーションにおける対象疾患
心筋梗塞 
狭心症 
開心術後 
大血管疾患(大動脈解離・解離性大動脈瘤・大血管術後)
慢性心不全(適応基準あり) 
末梢動脈閉塞性疾患(間歇性跛行を呈する)
経力カテーテル大動脈置換術後(TAVI)

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